紀州鉄道 紀州鉄道線の終点駅
(2022年2月)
14時28分発、普通列車 御坊→西御坊です。毎時1~2本の運転ながらも「御坊-西御坊2.7km」の短距離をきっちり走っています。
現在の主力車種は、信楽高原鐡道から譲り受けた「KR301」で、同じく信楽高原鐡道からの「KR205」と共に使用されています。
初めて紀州鉄道を訪問したのは1975(昭和50)年で、その時の現役車両は「キハ600形」キハ603、キハ604でした。
その後、2013(平成25)年では「キテツ1形」2両と出会い、現在は「KR301」などへ変わっており、こんなに短い路線ですが、時代の流れと共に移りゆく魅力があります。
紀州鉄道の訪問では「旧日高川駅」「西御坊駅」「紀伊御坊駅」へ立ち寄りますが、「御坊駅」ホームへ上がるのは初めてです。今回「終点駅テツ」では訪問する良い機会となりました。
駅は1932(昭和7)年の開業。紀州鉄道線は御坊-西御坊間2.7kmで、毎時1~2本の運行。(引用:Wikipedia)
紀州鉄道0ホームは、JR1番ホーム(和歌山方面)と背合わせですが、基本的には駅舎脇の切り欠き単式ホームとなっています。
/ 2番(主に当駅始発)、3番ホーム(新宮方面)は、1面2線となります。
≪紀州鉄道線≫
14時18分、西御坊から列車が到着です。
「御坊駅」は市街地の北端に位置しており、ここから南側へ向かう紀州鉄道は市街の中枢部を切れ込んでいきます。
JRと紀州鉄道の乗換口に、JRの「ICカード専用簡易改札機」が設置されています。
/ 通勤や通学、市役所や市街地に出掛けるのに支障がない頻度で列車が運行されています。全区間の運賃は180円です。
私が最初に訪れてから「大分交通」「北条鉄道」「信楽高原鐡道」の車両が、第二の活躍の場として移籍しており、時代毎の楽しみ方ができる路線です。
/ 「KR301」は信楽高原鐡道から譲受しており、以前は「信楽焼のタヌキ」が描かれていましたが、御坊市観光協会により御坊市に所縁のある「宮子姫」に変わっています。
駅の端とかの車止めでレールが終わっている所に、ローカル色を感じます。おまけに「0番」とくればなおさらです。
シンプルで飾りっ気のないホームに「0番」の表示が引き立ちます。
/ 0番ホームからJR側の1~3番ホームを含めたホーム全体を眺めます。
駅の先にある病院の敷地(雑木林)を避けながら左へカーブしていきます。
≪JR 紀勢本線≫
13時24分発、普通列車 御坊→紀伊田辺です。
2019(平成31)年、和歌山地区で227形1000番台の運転が開始され、国鉄時代の電車は全廃されています。
13時30分発、普通列車 御坊→和歌山が発車します。223系0番台(HE401編成)は、日根野に所属する0番台の第1編成で組成されています。
/ 2、3番ホームから改札口までは跨線橋を渡ります。
JRの隣駅は和歌山側「紀伊内原」と新宮側「道成寺」で、紀州鉄道の隣駅は「学門」です。
/ 14時24分、和歌山からの普通列車が終着となりました。この先は14時35分始発の紀伊田辺行と連絡しています。
14時33分発、普通列車 御坊→和歌山は、到着して9分後に折り返していきました。
/ JR西日本の顔「223系2500番台」のサイドビュー。
≪特急くろしお≫
14時発、特急「くろしお11号」新大阪→新宮の発車で、車掌の指差しにも力が入ります。
2010(平成24)年、「くろしお」に287系電車が導入され、オーシャングリーンの帯が引かれています。
14時7分発、特急「くろしお22号」新宮→新大阪は、パンダくろしお(Smileアドベンチャートレイン)編成で運転されています。
ホームに特急「くろしお」の乗車位置表示があります。
電車の側面と言うより、この臨場感は「アドベンチャー・ワールド」そのものです。
≪駅からの眺め≫
1番ホームから新宮方向を眺めています。特急「くろしお」が走行する区間であり、紀勢本線(JR西日本区間)は和歌山-紀伊田辺が複線区間です。
特急「くろしお22号」の新宮-新大阪の所要時間は、4時間23分です。
駅の裏手には農地があり、菜の花の黄色い帯が見えます。
/ この駅は特急「くろしお」を含む全列車が停車し、この駅を終始発とする列車が多く設定されています。
1番ホームから和歌山方向を眺めると、JRと紀州鉄道の渡り線はなく、それぞれが独立しています。
銚子電鉄と同様に路線長が極端に短く、この後の継続的な運行に心配がありますが、市街地から外れた所にある「御坊駅」と市街地を結ぶ紀州鉄道線の関係を見ていると、当分の間は運行に支障はなさそうです。
≪宮子姫のふるさと 御坊≫
「宮子姫のふる里、紀州ごぼう」のキャッチフレーズで、紀州の観光地として売り出し中のようです。
/ 新幹線と特急「くろしお」をリンクさせて、紀伊半島の南側へ多くの観光客を輸送します。
「また来てね 御坊へ」と見送るのは「九絵(クエ)」「釣鐘饅頭」「花浜匙(スターチス)」「金山寺味噌」の4人衆です。
≪宮子姫物語≫
第42代文武天皇のお妃となり、第45代聖武天皇の御生母となられた宮子姫(藤原宮子)は、7世紀後半、九海士の里(現在の御坊市)でお生まれになったと伝えられ、「宮子姫伝説」が語り継がれています。
(2022年2月)
14時28分発、普通列車 御坊→西御坊です。毎時1~2本の運転ながらも「御坊-西御坊2.7km」の短距離をきっちり走っています。
現在の主力車種は、信楽高原鐡道から譲り受けた「KR301」で、同じく信楽高原鐡道からの「KR205」と共に使用されています。
初めて紀州鉄道を訪問したのは1975(昭和50)年で、その時の現役車両は「キハ600形」キハ603、キハ604でした。
その後、2013(平成25)年では「キテツ1形」2両と出会い、現在は「KR301」などへ変わっており、こんなに短い路線ですが、時代の流れと共に移りゆく魅力があります。
紀州鉄道の訪問では「旧日高川駅」「西御坊駅」「紀伊御坊駅」へ立ち寄りますが、「御坊駅」ホームへ上がるのは初めてです。今回「終点駅テツ」では訪問する良い機会となりました。
駅は1932(昭和7)年の開業。紀州鉄道線は御坊-西御坊間2.7kmで、毎時1~2本の運行。(引用:Wikipedia)
紀州鉄道0ホームは、JR1番ホーム(和歌山方面)と背合わせですが、基本的には駅舎脇の切り欠き単式ホームとなっています。
/ 2番(主に当駅始発)、3番ホーム(新宮方面)は、1面2線となります。
≪紀州鉄道線≫
14時18分、西御坊から列車が到着です。
「御坊駅」は市街地の北端に位置しており、ここから南側へ向かう紀州鉄道は市街の中枢部を切れ込んでいきます。
JRと紀州鉄道の乗換口に、JRの「ICカード専用簡易改札機」が設置されています。
/ 通勤や通学、市役所や市街地に出掛けるのに支障がない頻度で列車が運行されています。全区間の運賃は180円です。
私が最初に訪れてから「大分交通」「北条鉄道」「信楽高原鐡道」の車両が、第二の活躍の場として移籍しており、時代毎の楽しみ方ができる路線です。
/ 「KR301」は信楽高原鐡道から譲受しており、以前は「信楽焼のタヌキ」が描かれていましたが、御坊市観光協会により御坊市に所縁のある「宮子姫」に変わっています。
駅の端とかの車止めでレールが終わっている所に、ローカル色を感じます。おまけに「0番」とくればなおさらです。
シンプルで飾りっ気のないホームに「0番」の表示が引き立ちます。
/ 0番ホームからJR側の1~3番ホームを含めたホーム全体を眺めます。
駅の先にある病院の敷地(雑木林)を避けながら左へカーブしていきます。
≪JR 紀勢本線≫
13時24分発、普通列車 御坊→紀伊田辺です。
2019(平成31)年、和歌山地区で227形1000番台の運転が開始され、国鉄時代の電車は全廃されています。
13時30分発、普通列車 御坊→和歌山が発車します。223系0番台(HE401編成)は、日根野に所属する0番台の第1編成で組成されています。
/ 2、3番ホームから改札口までは跨線橋を渡ります。
JRの隣駅は和歌山側「紀伊内原」と新宮側「道成寺」で、紀州鉄道の隣駅は「学門」です。
/ 14時24分、和歌山からの普通列車が終着となりました。この先は14時35分始発の紀伊田辺行と連絡しています。
14時33分発、普通列車 御坊→和歌山は、到着して9分後に折り返していきました。
/ JR西日本の顔「223系2500番台」のサイドビュー。
≪特急くろしお≫
14時発、特急「くろしお11号」新大阪→新宮の発車で、車掌の指差しにも力が入ります。
2010(平成24)年、「くろしお」に287系電車が導入され、オーシャングリーンの帯が引かれています。
14時7分発、特急「くろしお22号」新宮→新大阪は、パンダくろしお(Smileアドベンチャートレイン)編成で運転されています。
ホームに特急「くろしお」の乗車位置表示があります。
電車の側面と言うより、この臨場感は「アドベンチャー・ワールド」そのものです。
≪駅からの眺め≫
1番ホームから新宮方向を眺めています。特急「くろしお」が走行する区間であり、紀勢本線(JR西日本区間)は和歌山-紀伊田辺が複線区間です。
特急「くろしお22号」の新宮-新大阪の所要時間は、4時間23分です。
駅の裏手には農地があり、菜の花の黄色い帯が見えます。
/ この駅は特急「くろしお」を含む全列車が停車し、この駅を終始発とする列車が多く設定されています。
1番ホームから和歌山方向を眺めると、JRと紀州鉄道の渡り線はなく、それぞれが独立しています。
銚子電鉄と同様に路線長が極端に短く、この後の継続的な運行に心配がありますが、市街地から外れた所にある「御坊駅」と市街地を結ぶ紀州鉄道線の関係を見ていると、当分の間は運行に支障はなさそうです。
≪宮子姫のふるさと 御坊≫
「宮子姫のふる里、紀州ごぼう」のキャッチフレーズで、紀州の観光地として売り出し中のようです。
/ 新幹線と特急「くろしお」をリンクさせて、紀伊半島の南側へ多くの観光客を輸送します。
「また来てね 御坊へ」と見送るのは「九絵(クエ)」「釣鐘饅頭」「花浜匙(スターチス)」「金山寺味噌」の4人衆です。
≪宮子姫物語≫
第42代文武天皇のお妃となり、第45代聖武天皇の御生母となられた宮子姫(藤原宮子)は、7世紀後半、九海士の里(現在の御坊市)でお生まれになったと伝えられ、「宮子姫伝説」が語り継がれています。