JR東日本 飯山線の終点駅

(2016年11月)
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昨年11月、「SL飯山線ロマン1~4号」というSLイベント列車が走りました。JR東日本が真岡鉄道のC11形蒸気機関車を借り受けての運行です。当日はあいにくの小雨混じりの天気でしたが、スチーム満点の発車シーンでした。
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越後川口駅は北蒲原郡川口市にありましたが、平成22年に長岡市に編入されました。地形的には小千谷市を挟んだ形で、このエリアだけ飛び地となっています。

JR東日本・飯山線の豊野-越後川口間96.7kmの終点駅で、駅は1921(大正10)年の開業。現在は一日10本の運行。(引用:Wikipedia)
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1番線飯山線ホームは「内ヶ巻-越後川口-小千谷」の表示で、飯山方向のレールは上越線との交わりなく、レールが続いています。


≪飯山線≫
11月19日(土)
SL飯山線ロマン1号 飯山8:52-十日町11:38 / 3号 十日町12:38-長岡14:47 
11月20日(日)
SL飯山線ロマン2号 長岡8:16-十日町10:33 / 4号 十日町11:35-飯山14:56

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「飯山線にSLが走る」ということで、終点駅テツの私は、SLを撮影するべく、ここ飯山線の終点駅である越後川口駅にやって来ました。
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飯山市、栄村、津南町、十日町市、小千谷市、長岡市の沿線の自治体と新潟県、JR東日本の協力のもと、北陸新幹線の乗り継ぎ駅から2日掛かりで一往復するというイベントは、各自治体もさまざまなおもてなし企画を計画していたようで、沿線や駅構内は大勢の人が繰り出していました。
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SL飯山線ロマン3号・長岡行が汽笛を鳴らし、発車していきます。ホームには、事故防止のために大勢のJR職員や警備員が安全運行の警備をしています。飯山線ホームにはイベントを盛り上げるのぼりが設置されていました。

≪上越線≫
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2・3番線上越線ホームは「北堀之内-越後川口-小千谷」の表示で、飯山線の隣り駅の表示はなく、1番線の飯山線への乗り換え表示です。12時ちょうどに、上越妙高から「越乃Shu*Kura」臨時快速・越後湯沢行が到着、ほどなく上越線を上っていきました。日程によっては、同時刻発で飯山線・十日町へ向かう設定もあります。
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「越乃Shu*Kura」の始発駅・上越妙高駅では、北陸新幹線からの乗り換えが容易になっています。越後の美味い酒と地元の食材を使ったつまみを味わいながら、車内で生演奏が楽しめる列車です。

≪越乃Shu*Kura≫
越後の酒蔵と豊かな 自然をイメージして命名した「酒」をコンセプトとした列車です。(越乃=越後、Shu=酒、Kura=蔵、*=米・雪・花)

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12時13分発と13時8分発の長岡行・各駅停車が到着。上越線の水上-宮内間の電車使用の各駅停車は、平成28年3月より全列車が耐寒耐雪構造の新造車129系電車に置き換えられました。

≪駅構内≫
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2・3番線ホームから長岡方面を眺めています。左側が1番線・飯山線ホームで、中線はホーム後ろで切れています。全体的に左カーブの駅になっています。
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上越線水上方向を眺めると、右側から飯山線、中線(電柱で行き止まり)、上越線下り(長岡方面)、上り(水上方面)と、左端に側線があります。上越線長岡方向は、左側(1番線)から飯山線が上越線と分岐しています。