上田電鉄 別所線の終点駅

(2015年10月)
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大正10年、別所温泉・田沢温泉・沓掛温泉への湯治客を輸送する軌道線として開業しました。現在の上田駅は高架化され、同じ駅ビル内で北陸新幹線と乗換えが出来るようになりました。現在、1000系電車・2両×4本、6000系電車・1編成×1本の計10両が稼働しています。
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平成15年、駅前再開発ビル「パレオ」が完成しています。駅の北側出入口はお城口、南側出入口は温泉口です。

別所線は、上田-別所温泉間11.6kmで、駅は1924(大正13)年の開業です。1時間に1~3本の運行。(引用:Wikipedia)
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快速=高性能化、快適=冷房100%化、綺麗=新しい駅舎や車両、便利=運転本数増などが利用者増につながります。
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この駅を訪れた頃は、上田電鉄発足10周年でした。新会社移行とともに車両の統一が実現できました。
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1000系電車(元・東急1000系電車)が上田駅へ入って来ました。駅の右側壁面には円形の窓があります。「丸窓」と言えば、別所線のシンボル的な存在で、駅のデザインに取り入れられています。

≪下之郷駅&車庫≫
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6000系電車「さなだどりーむ号」は、元・東急電鉄1000系の中間車からの改造です。地元の戦国武将・真田幸村の赤備えをイメージした赤基調の塗装に、真田家の家紋「六文銭」をあしらった特徴的な外装です。
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上田電鉄の登記上の本社所在地で、列車交換を実施し、車両基地や留置線などの主要な設備が集まっています。昭和38年まで使用していた西丸子線のホームには、上田丸子電鉄時代の駅舎を改修した建物があります。
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別所温泉寄りには1000系電車(1004)が留置されていました。 / 本線の向こうの車庫には、元・東急電鉄5200系電車(5251)の保存車両が見えました。

≪別所線の歴史≫
大正10年 上田電気軌道・青木線(三好町=現・城下-上田原-青木)開業と、川西線(上田原- 別所=現・別所温泉)開業
大正13年 (上田-三好町=現・城下)開業
昭和13年 青木線(上田原-青木)廃止、青木線(上田-上田原)は川西線へ改称
昭和14年 上田電鉄(初代)へ社名変更
昭和19年 上田丸子電鉄(丸子鉄道と合併)へ社名変更
昭和44年 上田交通へ社名変更
平成17年 上田電鉄(二代目)へ移管
※三好町駅は現在の城下駅のこと。