北条鉄道 北条線の終点駅
(2015年8月・2018年4月)
2年8ヶ月ぶりの粟生駅に来ました。この駅は3つの路線が集まる交通の要衝駅です。
前回は「サルビア」(加西市の市花)をテーマにしたピンクの「フラワ2000-1」でしたが、今回は「ひまわり」(小野市の市花)をテーマにした「フラワ2000-3」です。
この車両は加古川線沿線にあった三木鉄道で使用されていた車両ですが、同線が廃止された際にこの鉄道会社へ譲渡されています。
平成21年に新しい駅舎が完成しています。
この駅はJR、神戸電鉄、北条鉄道の乗換駅で、3社の共同使用駅となっています。
/ 改札口(駅舎)から北条線へ渡る跨線橋。
駅は1913(大正2)年の開業。北条線は粟生-北条町間13.7kmで、1日15本の運行。(引用:Wikipedia)
日中は毎時9分発で、地元の人には覚えやすい時刻です。
/ 隣駅は「網引」で、駅名標には「ねっぴー」キャラが記されます。(地元に伝わる悲恋の物語「根日女伝説」のヒロインを題材にしたキャラクター)
/ 北条線は「北条町-粟生」の運転です。
≪北条線 2018年≫
日中は、毎時2分に到着して、9分の発車です。車体上部から排気ガスを排出しながら、迫力ある発車シーンを見ることができました。
駅舎に近い側から、4番(神戸電鉄)、2番(加古川線、加古川方面)、1番(谷川方面)、3番(北条鉄道)とホームの並び順がバラバラです。
/ 加古川線 西脇市方面、北条鉄道の乗り場が案内されています。
/ 北条町に向けて列車が発車していきました。
≪北条線 2015年≫
国鉄時代、加古川線の沿線には、高砂線、鍛冶屋線、三木線、北条線の4路線がありましたが、今も残されている路線はこの北条鉄道(元 北条線)だけです。(2015)
加古川線よりプラットホームの床面が低くなっています。(2015)
/ 国鉄北条線だった頃は加古川線との渡り線が設置されており、北条線の一部の列車は加古川まで直通運転を行っていました。
車両は全3両(自社発注車両×2、三木鉄道からの譲渡車両×1)を所有しています。(2015)
/ この駅か北条町までが1つの閉塞区間で途中に交換設備がなく、途中駅での列車交換は設定されていません。(2015)
≪駅からの眺め≫
駅舎から一番奥側にある北条鉄道3番ホームです。レールが終わっている地点の先には団地が見えます。
/ 駅の高架橋から加古川方面を眺めてみると、左に神戸電鉄のレール、右側に真っ直ぐ伸びるJRのレールが見えます。
3番ホームから谷川方面を眺めてみると、JRと北条鉄道のレールが、プイッと反発するように外向きにカーブしています。
≪JR 加古川線≫
加古川行が125系電車の単行で到着しました。/ 駅に到着した列車は対向列車を待ち合わせます。
西脇市行が到着し、北条線と乗り換え連絡中です。
/ 加古川線は103系3550番台の2両編成での運転です。
※2018年5月5日に内容を1本に編集しました。
(投稿日2018年4月14日、2018年5月5日)
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