四日市あすなろう鉄道 八王子線の終点駅

(2015年5月・2016年11月)
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四日市駅へ向けて発車する260系電車(モ264+サ124+ク114)です。260系電車は、近鉄が1982年に内部線・八王子線用に導入した車両です。(2018年にパステルカラーの車両が引退しました)
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駅標の左側には、四日市あすなろう鉄道のロゴがあります。鉄道会社の公式ホームページに「コーポレートカラーは四日市の海、空、そして緑豊かなまちを表現する3色」です。

八王子線の日永-西日野間1.3kmで、日中は30分に1本の運行。1912(大正元)年の開業。(引用:Wikipedia)

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近所の方のボランティアでしょうか。晩秋の小さな花壇に暖色系の花が咲いていました。
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朝の通勤時間帯に乗車しましたが、四日市駅からの学生さんが大勢乗っており、ナローゲージ(軌間762mm)の電車の車内は活気がありました。
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かつて八王子線は日永-伊勢八王子間の路線でしたが、1974年の集中豪雨により並行する天白川の水害により、西八王子-伊勢八王子間(1.6km)が営業休止となってしまいました。その後、同区間が廃線となったことから、この駅が終点駅になっています。
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日永で分岐する内部線は「本線」のような存在ですが、内部線(日永-内部)は1922(昭和11)年に開業しており、大正元年に開業のこちらの八王子線の方が、歴史の長い路線になります。
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2015(平成27)年、四日市あすなろう鉄道が近鉄から運営を引き継いだ際に、車両のリニューアル工事と冷房化が実施され、カラーリングも変わっています。
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この駅の眺めは、レールが真っ直ぐに延び、野原が広がっていて、自然が感じられる印象的な風景でした。