北陸鉄道 石川線の終点駅

(2017年6月)
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石川線は、この先の白菊町(0.8km)までの路線でしたが、1972(昭和47)年に区間廃止となり、この駅が終点駅となっています。かつては金沢市内線の乗換駅でもありました。
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金沢駅に向かうには、この駅から路線バスに乗換えるか、2つ手前の新西金沢でJR北陸本線に乗換える必要があります。

北陸鉄道・石川線の野町-鶴来間13.8kmで、1915(大正4)年の開業。石川線は1時間に1~3本の運行。(引用:Wikipedia)
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ホームの隣がアパートの軒先のような金沢の下町の駅です。 / 現在は1番線だけの使用で、到着した電車が折り返していく駅です。
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雑居ビルやマンションの隙間を縫って駅に駆け込んできます。この7100系電車は元東急電鉄の7000系です。

≪ホームの先にある踏切からの眺め≫
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電車がホームの先、ギリギリのところで停車するので、思わずホームの先にある踏切へ移動してきました。小さな踏切で車は通れません。 / 1番線(右)が使用中で、2番線(左)はレールが外されています。
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むかし、2番線は年末年始の参詣電車に使用されていました。また、石川線車両の定期検査は市内線の工場で実施されていたため、車両回送のため市内線との連絡線が設けられていたようです。
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金沢市内の狭い空間から発車する電車が、広大な白山山麓のふもとの町へ向かうのが対照的で面白いと思います。