終点駅テツ、テツ散歩♪ & 旅々たび...テツ風

「終点駅テツ」私の概念では、起点と終点のどちらも「終点駅」としています。路線の起点から終点に向かう人もいれば、路線の終点から起点へ向かう人もいるからです。その起点、終点を合わせて「終点駅」として、自分の足でひと駅ずつ確認していくのです。ローカル、個性的な駅を追求したいので、新幹線、地下鉄、空港駅、貨物駅は原則として取り扱いしない予定です。

カテゴリ:◆終点駅テツ > 関東

いすみ鉄道・いすみ線の終点駅 その1

(2014年12月)
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この駅は、いすみ鉄道と小湊鉄道が乗り入れていますが、駅構内には両社間が行き来できる側線があり、個人的に注目しています。
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駅舎も駅標も2社で共有しています。西畑(いすみ鉄道)、養老渓谷(小湊鐵道)が1つの駅標に表示されています。

駅は1928(昭和3)年の開業で、いすみ鉄道の駅は1988(昭和63)年の開業。いすみ線は大原-上総中野間26.8kmで、1日11本の運行。(引用:Wikipedia)

≪いすみ線≫
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左手に駅舎があり、小湊鉄道(左)、いすみ鉄道(中)、側線(右)の3本あります。その中で、右の側線が両社のレールと繋がっています。
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この「いすみ352」は新潟トランシス製で、18m級の車体です。

/ いすみ鉄道は、それまでの15m車×6両を18m車×5両に置き換える方針を立て、1両の減車でトータルコストを抑えるようです。
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いすみ350型気動車が大原へ向けて発車していきました。

/ 外見は旧国鉄キハ20系に似せていますが、エンジンは最新形で力強くクリーンに、発車していきました。

小湊鐵道・小湊鉄道線の終点駅

(2014年12月)
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五井を出発して、もうすぐ終点上総亀山駅というところです。

平成13年10月の台風で養老渓谷~上総亀山間が不通となりましたが、平成14年3月に全線復旧になっています。

駅は1928年(昭和3)年開業。小湊鉄道線は五井-上総中野間39.1kmで、1日8本の運行。(引用:Wikipedia)

≪小湊鉄道線≫
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このキハ200形気動車は、テレビCMによく出てくるので馴染みがあります。

/ キハ200は昭和36年から昭和52年までの間に製造されましたが、整備・部品標準化などによる経費削減のため、DMH17系エンジンをはじめ、終始一貫して同一仕様で量産しています。
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上総亀山駅の駅舎からホームに出ると小湊鐵道のホームに出ます。

駅舎の柱には「小湊鐵道はこちら側」「いすみ鉄道は向こう側」の説明があります。
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五井側にある踏切から駅構内を見ています。

列車が折り返し発車を待っているレールは列車の先で切れています。

JR東日本 久留里線 終点駅

(2014年12月)
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14時19分発、普通 木更津行が駅に停車中です。

この駅まで運行される列車は、日中の時間帯で2~3本しかありません。途中の久留里で折り返す列車は1~2時間に1本程度あります。
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上総中野から車で移動してきました。穏やかな日差しで水仙も綺麗に咲いていました。

/ 構内にある階段。

/ 駅の奥、少し先にある車止め。

駅は1936(昭和11)年開業。久留里線は木更津-上総亀山間32.2kmで、1日9本の運行。(引用:Wikipedia)
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こじんまりとした駅舎。 / 千葉県にあるJRの非電化・ローカル線は貴重な存在です。
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ゼブラ階段を登ってホームに上がります。 / 隣駅は「上総松丘」です。
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ホームの端から少し奥に車止めが見えます。

/ キハ130系100番台(107+110)が発車を待っています。
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車止めの近くに来てみました。

線路や車止めの回りに柵がなく、土手の上でレールが終わっていました。


≪久留里駅≫
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久留里駅周辺には高校があり、学生の通学需要があるようです。

/ 駅行内には引き込み線が眺められます。

JR東日本 烏山線の終点駅

(2007年1月・2018年5月)
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10数年ぶりに烏山駅にやってきました。

駅舎をはじめ、配線や設備、運行される車両も一新されており、機関車の機回しに使用されていた右側のレールが撤去されています。
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2014年に駅舎が新しくなりましたが、地元の祭「山あげ」をイメージするような動的なデザインになっています。年季の入った駅標を見つけて、ホッとする感じがします。

/ 隣駅は「滝」です。

駅は1923(大正12)年開業。烏山線は宝積寺-烏山間20.4kmで、1日14本の運行。(引用:wikipedia)

≪烏山線 EV-E301系≫
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16時38分、停車時間35分の間に充電を済ませて、EV-E301系電車は宝積寺へ折り返して行きます。
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2014年から、烏山線は蓄電池駆動電車システム(EV-E301系電車)が導入され、2017年にキハ40形気動車から全車置き換えられています。

烏山側の車両にパンタグラフ2基が取り付けられ、駅に到着するとパンタを上昇して充電を開始します。
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この駅と、反対側の終点駅である宝積寺に充電設備があり、また、東北本線を走行する際は電車として走行します。

≪烏山線 キハ40形≫
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キハ40形が宝積寺に向けて走ります。(2007)

/ 関東でもJRの非電化路線は少なくなりました。関東近県で烏山線は貴重なローカル線です。(2007)
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機回しが可能な構内配線です。(2007)

/ キハ40形気動車のエンジン音が聞こえてきそうな終点駅です。(2007)

≪量産 第1編成≫
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宇都宮側の先頭車がEV-E300形、烏山側の先頭車はEV-E301形の2両編成です。たまたま、第1編成が運用に就いていました。

≪駅周辺の眺め≫
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ホームから宝積寺方面をながめています。全線にわたる電化設備を施さずに、充電設備によってディーゼル車両を置き換えた電車方式を確認して、また、しばらく烏山線が安泰なことを実感しました。
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以前と比べて、左側にあった木々がなくなり駐車場になって、車止め部分も手前に移っています。また、充電用の電柱が建てられ、機回し用の配線がなくなり、駅構内のレールが真っ直ぐになりました。


≪快速 烏山山あげ祭り号≫
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2007年7月に運転された臨時列車「快速 烏山山あげ祭り号」です。(2007)

/ 牽引機にはDD51-842が使用され、上野駅への推進回送と烏山へ向かう列車を日暮里でショットしました。(2007)




※2018年5月8日に内容を1本に編集しました。

(投稿日2015年1月27日、2018年5月8日)

いすみ鉄道 いすみ線の終点駅

(2015年11月・追加分)
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9時18分発101D列車、急行・上総中野行が大原駅を発車しました。この列車は土日祝の運転で、途中の大多喜から各駅停車になります。

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いすみ鉄道は1面2線で、1番線(右)、2番線(左)。1番線ホームからJR外房線上り線へ連絡線が繋がっているのが確認できます。現在、国吉駅に留置されている元・JRのキハ30-62を同駅まで搬入した時には、この連絡線を利用しました。

駅は1899(明治32)年の開業。いすみ線大原-上総中野間26.8kmで、1日13本の運行。(引用:Wikipedia)
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急行運転に相応しい旧国鉄の急行塗装のキハ28-2346。ヘッドマークで雰囲気アップです。大型車両の導入で、この路線のスケールが大きく見えます。

≪風そよぐ谷 国吉駅・キハ30-62≫
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大原駅の連絡線を使って、この場所まで搬入されたキハ30。JR久留里線で引退した房総にゆかりのある車両で、今後の動向が期待されます。残念ながらレールは本線と繋がっていません。


※2016年1月10日に内容を追加しました。


(2014年12月・既存分)
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市町村合併で、ここ旧大原町は2005年にいすみ市に変りましたが、駅の表記はちょっと雑な処理で残念です。駅前にある、いすみ鉄道仕様の(清涼飲料水)自動販売機がなのはな色で、キハ52仕様が赤色と、鉄道存続のための意識が伝わってきます。
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時間差で列車を逃してしまいました。地味な駅だけに列車の有無は重要でした。


≪参考:本社屋・車庫のある大多喜駅≫
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12月21日に立ち寄りましたので、クリスマス・イルミネーションで飾られていました。右側は200’系202で、引退も近いので、今のうちに記録に収めておきたい車両です。
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新しい車両も留置されていますが、駅の表示はJRと同じ表示を意識しているで、昔の面影を感じます。
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この日は日曜日で、観光急行列車と称するキハ52とキハ28の2連が大多喜駅を上総中野へ向けて出ていきました。


※2015年2月27日に最初に登録しました。

JR東日本 水郡線・常陸太田支線の終点駅

(2014年12月)
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12時48分、水戸方面から普通列車が到着しました。上菅谷-常陸太田間は、地図上では支線的なイメージがありますが、沿線の宅地も多く乗降客数も多くなっています。
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この駅は単式ホーム1面1線で、到着した列車が折り返していく駅です。常陸太田の駅舎と駅前は整備され、明るく綺麗になっていますが、逆にローカル色の薄れた駅となってしまい、そういう面では残念な思いがあります。

駅は1899(明治32)年の開業。常陸太田支線は上菅谷-常陸太田間9.5kmで、日中は毎時1本の運行。(引用:Wikipedia)
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隣駅は「谷河原」駅で、上菅谷からの支線区間は交換設備がなく、この駅が1面1線のため、上下合わせて1本の列車しか入線出来ないため、1時間に1本の運転に留まっています。
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キハE130形気動車の2両編成の列車が到着しました。折り返し、上菅谷行普通列車になります。
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水郡線は水戸から常陸太田に至るルートが最初に開業しており、常陸太田駅は歴史のある支線です。
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2011(平成23)年、新駅舎の使用が開始。駅構内と周辺が綺麗に整備され、すっきりとした印象です。
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ホ-ムの左側に見える駅舎は、徳川光圀の隠居所である西山荘をイメージしたものになっています。

関東鉄道 竜ヶ崎線の終点駅

(2014年12月)
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「関東鉄道・竜ヶ崎線」・・・地元の人に愛されているからこそ、長年営業しているのだと思いますが、「竜ヶ崎線113年」などど車体正面に表示されると、アピール感が伝わってきます。
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駅周辺は私有地のような敷地の中に「竜ヶ崎駅」とタクシー乗り場。その先に竜ヶ崎線の車庫、運送会社と路線バスの車庫。絵に描いたような終点駅の配置になっています。

駅は1900(明治33)年の開業。竜ヶ崎線は佐貫-竜ヶ崎間4.5kmで、毎時2~3本の運行。(引用:Wikipedia)
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ローカル路線にあるべきものがすべて完備されている・・・模範的な駅といった感じです。
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朝9時30分。キハ2001の運行からキハ532へ車両交換をしています。同一ホームでキハ2001はキハ532が出発するまで車庫へ入るための待機をしています。
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「まいりゅう」は竜ヶ崎市のマスコット・キャラクターということで、市のホームページを見てみると「まいりゅうの趣味は竜鉄(関東鉄道絵竜ヶ崎線に乗ること)」だそうです。市が考えているように乗客が増えるといいのですが...この支線には3両の気動車が在籍していますが、3両とも出会うことが出来ました。(キハ532、キハ2001、キハ2002)




ひたちなか海浜鉄道 湊線の終点駅

(2019年1月・追加分)
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12時6分、勝田に向けてキハ11-7が発車しました。この日は2019年元旦で、タイガースカラーの列車が晴れやかな感じに見えます。元・東海交通事業のキハ11-204で、2015年から湊線で運行を開始しています。

≪駅からの眺め≫
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ホームの先に踏切があり、その先は左へ曲がりながら、視界から見えなくなります。

駅は1928(昭和3)年の開業。湊線は勝田-阿字ヶ浦間14.3kmで、毎時1~2本の運行。(引用:Wikipedia)
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駅名標は、駅の雰囲気と合っていないのが残念です。 / 国営ひたち海浜公園への延伸案が浮上しているようで、あのレールの先がどうなるか気になります。
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島式1面2線ですが、駅舎から遠いこちら側のホームが使用されています。反対側には、キハ222とキハ2004が留置されています。

≪保存車両≫
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キハ222(キハ22形・左)は、元・羽幌炭礦鉄道から移籍した3両のうちの1両。キハ2004(キハ2000形・右)は、1970年に留萠鉄道から移籍した2両のうちの1両。ともに2015年に廃車されています。


※2019年2月21日に内容を追加しました。


(2014年12月・既存分)
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駅舎の駅表示が潮風に打たれたような感じがして、海辺の終点駅の雰囲気を漂わせています。 / ひたちなか海浜鉄道のホームページでは、「かつて東洋のナポリと称された阿字ヶ浦海水浴場が近くにある」ことの案内があります。
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勝田からキハ3710(02)が到着しました。この車両は、平成10年(茨城交通時代)に新造された車両です。
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飾りっ気のないホームに、キハ3710系気動車が停車しています。 / 昔、上野からの直通列車があり、その当時の名残で長いホームが存在しています。


≪那珂湊駅≫
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那珂湊駅には本社が入り、車庫が併設されています。沿線の駅には古い表示物と新しいデザインの表示物が混在しています。昔から変わらない魅力的な配線の駅構内です。
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この車両は三木鉄道(現在は廃止)から移籍した「ミキ300-103」。平成21年に移籍しています。三木鉄道時代のカラーリングで運転されていて喜ばしいです。


※2015年5月1日に最初に登録しました。

関東鉄道 竜ヶ崎線の終点駅

(2014年12月)
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キハ2001(1997年製)が佐貫駅に走り込んできました。

竜ヶ崎線はJR常磐線の佐貫駅に接続しており、途中駅は「入地駅」1駅だけです。
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12月の朝、佐貫駅構内のレールと枕木はうっすら霜がついています。
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佐貫駅にあるJRと関東鉄道のそれぞれの駅方向を示しています。2009年に駅ビルが完成して全体的に綺麗になっていますが、レールの終わり目は素朴な感じが残っています。
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反対側の終点駅に比べて、シンプルで小奇麗な感じが終点駅でなく、始発駅の印象を感じますが、「単式ホーム1面1線」のこの駅は終点駅に含めておきたいと思います。(ホーム先の踏切から撮影)

駅は1900(明治33)年の開業。竜ヶ崎線は佐貫-竜ヶ崎間4.5kmで、毎時2~3本の運行。(引用:Wikipedia)
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龍ヶ崎コロッケ・・・「ご当地メシ決定戦!2014」で日本一に輝いたそうです。駅ののぼりと横断幕で知りました...お肉屋があれば、味見できたかも。(主催はYahoo! JAPAN)

銚子電鉄 銚子電気鉄道線の終点駅

(2011年12月)
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2011年大晦日、銚子電鉄・外川駅に来てみました。付近には外川漁港がありますが、ほとんどの観光客は1つ手前の犬吠駅で下車します。この時も電車が到着して地元の人らしき人が数人降りただけでした。
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銚子電鉄の電車に乗るのは数十年ぶりですが、昔とあまり変わりない感じの風景です。車両は仲の町車庫に常駐しているデキ3(凸形電気機関車)以外の車両は変わっています。

駅は1923(大正12)年の開業。銚子電気鉄道線は銚子-外川間6.4kmで、毎時1~2本の運行。(引用:Wikipedia)
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『たいやきくん~澪つくし~ぬれ煎餅~公的資金』など・・・波乱万丈な過去をアイデア経営で乗りきり、これからも前途多難な電鉄運営が予想されます。


≪犬吠埼灯台と沿線風景≫
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冬でも温暖な銚子にある灯台で、1874(明治7)年に完成し、「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれ、国の登録有形文化財にも登録されました。関東や千葉県の最東端に位置しています。犬吠埼は、本州の平地では初日の出が一番早く、銚子電鉄も大晦日・初日の出に対応した臨時運転を実施しています。
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12月だということを忘れてしまうように、沿線では青々としたキャベツが育っていました。都会の喧騒から抜け出して、新しい年を銚子で迎えられて、穏やかでのんびりとした旅でした。

関東鉄道 常総線の終点駅

(2015年6月)
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2015年6月7日(日)、下館駅にやってきました。イメージ的にはローカルな感じですが、3つの鉄道会社の路線が集まっているので、乗換え需要を含めた活気があります。
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すっきり(やや閑散)とした側に、関東鉄道の駅舎と改札があります。「硬券の入場券はありますか?」と尋ねたところ、駅員さんから「ホームにある改札で売ってますよ」と言われ、ホームの係員から硬券入場券を購入しました。

駅は1889(明治22)年の開業で、関東鉄道の駅は1913(大正2)年の開業。常総線は取手-下館間約51kmで、毎時2~4本の運行。(引用:Wikipedia)
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関東鉄道の券売所は2ヵ所に分かれていて、ユニークな感じです...ホームでの業務やお客さんからの問い合わせにも対応できて、慌てて乗り換え切符を買い求めているお客さんがいる時は、運転手に状況を伝えやすい気がします。
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関東鉄道は、この下館駅から乗車して守谷駅でつくばエキスプレスに乗り換えて都心(秋葉原)に向かうルートをセールスしています。
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関東鉄道(右)とJR水戸線(左)が、友部側にある短絡線で結ばれています。関東鉄道の車両搬入などは、トレーラーなどの陸送に加えて、JR貨物の甲種輸送も可能になっています。


≪関東の駅百選・騰波ノ江駅≫

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下館から取手に向かって3つ目にあり、瓦屋根が立派な日本式の家屋で趣のある駅です。

関東の駅百選に認定されているのも頷けます。この画像は下館行車内から撮っていますので、やや傾いてしまいました...2006年4月(旧駅舎)。
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こちらは最近の駅舎です。2008年10月に新駅舎へ建て替えられました。旧駅舎の雰囲気を踏襲した新駅舎...やはり、旧駅舎の方がいいです。
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水海道から下館までは単線のため、下館行各駅停車(左)と守谷行快速(右)が列車交換中。守谷行き快速はこの駅は通過です。

真岡鐵道 真岡線の終点駅

(2021年4月)
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2021年、大変な状況が続いている中ですが、今年も無事に「SLもおか」の運転が開始されました。「2022 いちご一会 とちぎ国体」のヘッドマーク付きです。

2両目のSLとして現役復活したC11-325は、残念なことに昨年真岡から離れ、東武へ移籍しましたが、C12ー66はカマの状態も良さそうで、元気な様子で安心しました。


駅は1889(明治22)年の開業で、真岡鐵道の駅は1912(明治45)年の開業。真岡線は下館-茂木間41.9kmで、毎時1~2本の運行。(引用:Wikipedia)


※2021年5月5日に内容を追加しました。


(2015年6月)
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2015年6月、真岡鐵道の下館駅では、側線に退避していたSL列車が1番線(手前のレール)に入線する時間になりました。ホームではテツ系の人や子供連れの家族など、SLが動き始めて慌ただしく、動画や画像の撮影に集中しています...
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筑西市役所に近い方の駅舎はJRと真岡鐵道の共同使用をしています。改札口のある2番線を小山側へ歩いていくと、駅舎手前でレールが終わっている1番線が現れて、「真岡線」という看板が出てきます。1988(昭和63)年まではJR東日本「真岡線」だったので、その名残を感じます。
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小山寄りの踏切から見た「下館駅」の全景。関東鉄道は2本の列車が停車し、JR水戸線と真岡鐵道も発車待ちというタイミングです。 / 案内板の「SL」の表示はナイスです。
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SL列車の前後にも、地元の足として通常の列車が運行しています。テツの中には後発する列車に乗って追いかける人もいるかも知れません。
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まもなくSL列車の発車時間です。機関車の状況(煙)で、そろそろ出発であることがわかります。
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終点駅のテーマでアップしていますが、ここが真岡鐵道の始発地点(レール・エンド)です。1番線ホームと待避線1本という、必要最小限でコンパクトな駅になっています。

≪JR水戸線・下館駅≫
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交流電化区間のJR水戸線のホーム。小山駅手前で直流区間(デッド・セクション区間あり)に切り替わるため、交直流電車が運用に就いています。真岡鐵道のSLはまだ停車中のようです。
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真岡鐵道(右)からJR東日本水戸線(左)へ伸びる短絡線。真岡鐡道のSLは、全般検査などの大掛かりな検査はJR大宮総合車両センターへ委託しているため、この短絡線は必要不可欠です。「C12-66」には、いつまでも現役でいて欲しいと思います。


※2015年7月6日に最初に登録しました。

上毛電気鉄道 上毛線の終点駅

(2015年7月)
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この駅は「西桐生」とされるように、JRの桐生駅とは離れた位置にあります。そのためか、何となくのんびりした雰囲気が漂います。ホームの花壇の花と電車のオレンジ色で駅が明るく感じます。
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駅舎も構内も昔のままの佇まいです。駅名標を見れば、綺麗な駅を維持している様子がわかります。

駅は1928(昭和3)年の開業。上毛線は西桐生-中央前橋間25.4kmで、毎時2~3本の運行。(引用:Wikipedia)
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1928(昭和3)年の開業当初から使用されている洋風駅舎は、1998(平成10)年に関東の駅百選に認定されています。

また、2005(平成17)年には国の登録有形文化財に登録されており、サッシではない窓枠やレトロな椅子が、開業当時の雰囲気を一層高めています。
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駅の時刻表では、早朝から深夜まで毎時2本の運転間隔であることが判り、また途中の赤城駅での東武鉄道「特急りょうもう」との接続の有無が記されています。

/ 洋風の駅舎の改札を入ると、真っ直ぐのスロープが続きます。
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電車が発車した直後のホームです。ひと気のない静かな終点駅の様子です。

/ 隣駅は「丸山下」です。
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ホームから改札側を眺めると、ホームや柱、屋根が直線的ですっきりした眺めです。 / ホームの柱にはお洒落な施しが見られます。
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使用する車両が入れ替えられ、開業時は自社発注の車両を使用していましたが、現在は首都圏で活躍していた車両(京王電鉄3000系)を使用しています。

/ 車止めの周辺は昔のままの状態が残りがちな場所なので、この路線の歴史が感じられるかもしれません。

≪駅からの眺め≫
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駅構内から中央前橋方向を眺めています。左から2番、1番の配置で、右側に留置線が1本あります。

上毛線は両端の駅とも他線との接続がなく、そんなことからのんびり感が倍増しているような気がします。歴史ある私鉄の終点駅として、いつまでも創業当時の様子を伝えて欲しいと思います。

真岡鐵道 真岡線の終点駅

(2021年4月)
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片道1時間30分ほどの往路の運行が終わり、復路の運転を前に一休みしているところです。飾りっ気のない車体が綺麗に磨かれ、黒地のナンバープレート、銘板などがしっかり整っており、私のお気に入り「地味に綺麗」状態です。今年の運行も無事に開始されて一安心です。

≪SLもおか 時刻≫
下館10:35発ー真岡11:13発ー茂木12:06着
茂木14:26発ー真岡15:28発ー下館15:56着




※2021年5月12日に内容を追加しました。



(2015年6月)
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下館行のモオカ14形気動車が1つしかない番線(ホーム)に停車しています。通常の旅客列車はこのモオカ14形気動車9両で運行されています。ラッピングのような緑色のチェック柄が個性的な路線です。
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駅前も広く、がっしりした材木で飾られた駅正面。レールの切れる位置から駅を眺めています。終点駅では機関車の機回しをするために、このレールの終わりの部分へ入ってきます。過去に水戸への路線延長計画があったようです。
真岡鐵道・真岡線の下館-茂木間約42km。駅は1920(大正9)年の開業。1988(昭和63)年に国鉄から真岡鐵道へ転換~1時間に1~2本の運行。(引用:Wikipedia)
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下館へ戻るSL列車は、出発時間まで側線で退避しています。SLの場合は、ホームへつける時間が近くなってくると煙でわかります。
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この駅にはターン・テーブルの設備があり、帰りも逆向きではないSLに拍手喝采です。
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関東で見られるSL列車の中で気軽に行ける距離にあります。いつまでもSLの運行が続くことを期待しています。



※2015年8月30日に最初に登録しました。

上信電鉄 上信線の終点駅

(2015年7月)
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「祝・世界遺産登録・富岡製糸場と絹産業遺産群」が沿線沿いの大ニュースになっている中、上信電鉄の終点駅、下仁田は世界遺産登録の前と変わらない雰囲気を漂わせています。下仁田は御巣鷹の尾根(上野村)や長野県佐久市(内山峠経由)のアクセス地点ですが、上州・富岡市に観光客が集中しているかも知れません。他にも沿線には群馬サファリパークや甘楽町小幡の古い町並みの見所があります。
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下仁田駅は何度か訪れましたが、入場券を買って構内に立ち入るのは初めてです。電鉄職員のアイデアを取り入れた標示物もあり、個性的な感じがする関東の駅百選の駅です。
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下仁田町は国道254号線が通り、長野県境エリアの観光地(妙義山・荒船山や内山牧場)をはじめ、名物ではジャージー牛ソフトや刺身こんにゃく、下仁田ネギを活用したうどんなども味わえる所です。
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上信電鉄は信州(長野県のJR小海線・羽黒下)までの路線計画があったため、上州-信州の社名がつけられたようです。大手の私鉄を除いた地方民鉄では伊予鉄道に次ぐ、日本で2番目に開業した歴史のある路線です。
上信電鉄・上信線の高崎-下仁田間約34km。駅は1897(明治30)年の開業。1時間に1~2本の運行。(引用:Wikipedia)

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貨物営業が廃止され、高崎に常駐するデキ1形電気機関車がこの駅に来る機会も少なくなって、数本ある留置線も寂しい感じがします。山の麓の終点駅は、静寂に包まれた魅力的なローカル駅です。

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